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ビジネスロイヤーのひとりごと

2015-01-01から1年間の記事一覧

予告

ヒトミワイナリーとミスユニバース ウェイパーとイスラミックステイト

孤独のグルメとTeriyakiと。

孤独のグルメ、気が付いたらシーズン5です。登場したお店は、すっかり予約が取れなくなってしまいました。私が好きだったお店も出たことがあるけれど、地元の小さな印刷工場のお兄さんたちがキャバクラ通いの前にめしと酒をくらうお店に、急に食べログに「小…

文学とテロリズム 壁と卵からの歳月

/文学は多くの場合、現実的な役には立たなかった。たとえばそれは戦争や虐殺や詐欺や偏見を、目に見えた形では、押し止めることはできなかった。そういう意味では文学は無力であるともいえる。歴史的な即効性はほとんどない。でも少なくとも文学は、戦争や虐…

テロとパンデミック

攻殻機動隊、あるいはいくつかの作品において、思想は人間の脳を浸食するある種のウィルスのように描かれている。 思考が一種のプログラムならば、体制という名の社会システムへの連動の阻害要因となる危険思想は、一種のマルウェアといえるだろう。特に暴力…

意識高い系と教養主義

さみしいことは、教養主義から意識高い系への知的ファッションの移行である。かつて「実存主義とはなにか」が300万部を記録した日本。その頃から人々の知的レベルが下がったかというとそんなことは大してないはず。かつてサルトルを読んでいたであろう人々は…

偏らないためにできること

ネットで手に入れられる情報の質が下がってきている。ブログ全盛期にはフォローしたいブログがいくつかあったのだけど、SNSの攻勢により、ブロガーの量が減り、自分が共感できる記事を探すことが難しくなった。加えてガムのような中身のない記事をつい読んで…

地方の市場競争

農業近代化で触れなかったもうひとつの論点。地方における市場競争。 日経ビジネスか、何かの金融雑誌かで、駅前にある売れないまんじゅうやを潰さなければ、地方再生はないという記事があった。地銀の融資方針が結果、地方停滞を助長しているという記事で、…

農業の近代化とは何か

施設見学をしてきたので忘れないうちのメモ書き。特定性を排除するために少し内容は抽象化している。あと専門外なので色々不正確な記述もあるのはご容赦。集約化が進んでいる米栽培と異なり、授精、摘果、収穫等の人手が省略できない青果や果実栽培。ざっく…

人のことを反知性主義だという人は反知性主義だという人は反知性主義者か?への答え。

人のことを反知性主義的だといって嘲笑する人は少なくとも賢くはないし、傲慢だし、自己反省は足りない。なぜなら、他者の意見に対して常に真摯に検討し、自分の思考、思想については謙虚に懐疑的であれ、常に他の考えを斟酌して自己更新するのが、「知性的…

ロゴなき世界 & Tokyo

シンプルなロゴ、分かりやすいシンボル、デザインされたフォントに紐づけられた商品イメージたち。私たちの生活からこれらのシンプルなロゴ達が消えてしまったら、あるいはごてごてとした絵や、味気のないフォントばかりになってしまったら、スーパーマーケ…

酒呑童子と原発

京都は大江に行ってきた。大江山といえば酒呑童子。お話にはいくつかバージョンがあるようだが、一条天皇の治世、京の町から女たちが消えていくので安倍晴明が見立てたところ、大江山の酒呑童子の仕業ということになり、源頼光と四天王という豪華メンバーで…

LGBTと小児性愛と社会防衛

寝屋川の事件があって、ペドフィリアについてネットサーフィンしていたら、思春期の入口で自己の小児性愛を自覚して苦悩し、互助組織を作った若者の話がでできた。その記事の中でNHKが行ったとかいう調査が引用されており、小児性愛への興味を消極的とはいえ…

コサインの要らない女の子はいる。そういう男の子もいる。

議員の話題が出ているけれど、折角の問題提起なのに、女性差別問題に帰着して、発言撤回とは残念だ。ひとこと、女の子は失言だったけれど、女性でも男性でも、コサインを勉強する必要がない人はいると思う、と言い切って欲しかった。読み書きそろばんに加え…

年代呼称と性意識

最近同世代の男性について非常に羨ましく思うのは、彼らが壮年期の入口にあるということで、社会的な充実に加え、人間的あるいは性的な魅力についてもきっと素敵になっていくのだろうなと、Facebookのタイムラインの写真のちょっとした1枚を眺めることが増…